Na ナトリウムとは

公開日:2020/12/20 更新日:2021/06/17

Na ナトリウム

基準値 75,126.40〜375,631.99

ナトリウムは、主な働きとして体液のアルカリ性を保ちます。

それにより、暑さ負けや日射病を防ぎます。

多く含まれる食品は食塩・味噌・コンソメ・漬物。

食塩として摂取するので摂り過ぎに注意しましょう。

ナトリウムとは

ナトリウムと塩素は、体内の水分調整を行なっています。細胞と細胞の間にある細胞間液や、体内を巡っている血液の量をコントロールしています。また、水分の他にPhの調整もしています。人体のPhとは、体の中の水分の性質がアルカリ性と酸性のどちらに傾いているのかを示しています。人体の基本は弱アルカリ性ですが、酸性に傾いてしまうと呼吸困難などに陥ってしまいます。これを細かく調整する役割も担っています。

しかし、ナトリウムが過剰になってしまうと、体内の塩分濃度を中和させようとして水分を増やしてしまいます。その結果、むくみや高血圧、腎臓病や心臓病を引き起こす原因にもなりえます。塩分の取りすぎには気をつけましょう。